和大産学連携通信 No.94(2025年3月号)
公開日 2025年03月25日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1.NEWS
a)【コンソーシアム】「糖質応用研究コンソーシアム」入会のご案内。
「糖質応用研究コンソーシアム」は和歌山大学教育学部教授 山口真範先生の「糖鎖研究」をコアに大学、企業?研究機関などが連携し、主に糖質における研究、製造技術、機能開発などの発展を加速させ、実社会への貢献を目指し、「糖鎖を用いて共に人類の未来へ貢献を」を目的に運営しております。
コンソーシアムより製品化に成功した「梅プロテオグリカン®?」はこれから様々な商品展開を目指しています
糖鎖にご関心のある企業様、研究機関におかれましては是非ご入会のほど宜しくお願いいたします。
◆目的:糖質における研究、製造技術の発展、実社会への貢献
◆会員対象:製造(機能性食品?化粧品?医薬品など)販売企業及び関連研究者?学生など
◆申込方法:申込ページ (リンク)
◆詳細:「糖質応用研究コンソーシアム」のご案内 (リンク)
?博鱼体育_bob电竞体育博彩-手机版官网先?国立大学法人和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
℡: 073-457-7564 mail: ura@ml.wakayama-u.ac.jp
b)【システム工学部】菊地邦友助教がIOP Outstanding Reviewer Awards 2024を受賞。
英国物理学会(Institute of Physics)の出版部門、IOP Publishingが出版する学術誌"Smart Materials and Structures"に、システム工学部の菊地邦友助教が発表した論文が、IOP Outstanding Reviewer Awards2024を受賞しました。
詳細はコチラをご覧ください。
c)【システム工学部】第25回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会で優秀講演賞を受賞。
システム工学部の学生(4年生)が、第25回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2024)において、「伸縮式平行スティック指汎用ハンドによる治具レス?外界センサレスでの円柱状部品の位相調整法」の発表で、優秀講演賞を受賞しました。
詳細はコチラをご覧ください。
d)【システム工学研究科】電子情報通信学会 関西支部において優秀論文発表賞を受賞。
システム工学研究科の大学院生(博士前期課程2年)が、一般社団法人電子情報通信学会関西支部において「稠密無線LAN環境において柔軟な周波数利用を実現するためのBSSグループ別送信機会獲得期間設定法」の論文で、優秀論文発表賞を受賞しました。
詳細はコチラをご覧ください。
e)【観光学部】関西交通経済研究センター主催の懸賞論文で「奨励賞」を受賞。
関西圏における交通?運輸?観光の一層の発展と経済社会の進展に資するため、各種の調査研究事業を行っている「公益財団法人 関西交通経済研究センター」の懸賞論文で、観光学部の学生(3年生)がゼミ活動の一環として応募した論文「魅力度分析から見る、顧客満足を高める観光列車デザインとは ~パンダくろしおを事例として~」が「奨励賞」を受賞しました。
詳細はコチラをご覧ください。
f)【観光学部】第7回日本国際観光映像祭が3月18日?19日に開催されました。
観光学部の木川剛志教授が創設した日本で唯一の国際観光映像祭が、3月18日(火)?19日(水)に、岡山県真庭市で開催されました。
今大会では、国内部門138本、国際部門1,132本の観光映像の応募があり、魅力ある映像を評価、表彰するととともに、さまざまなフォーラムが開催されました。
詳細はコチラをご覧ください。
g)【社会インフォマティクス学環】和歌山県データ利活用コンペティションで協賛企業賞を受賞。
第8回和歌山県データ利活用コンペティションの最終審査において、社会インフォマティクス学環生で構成されたプロジェクトチームである和歌山大学データ分析プロジェクト”Hello World!"が、協賛企業賞(Link-U Technologies賞)を受賞しました。
詳細はコチラをご覧ください。
2. 研究紹介
システム工学部 小川原 光一 准教授 「人体運動の非接触3次元計測法の開発」
人体の運動を3次元計測する技術は、運動機能の診断?デジタルコンテンツ作成?ゲーム?CG映画など様々な分野で必要とされています。本研究では、別途開発した非接触3次元計測技術によって人体の全周3次元データを連続的に取得し、これに対して皮膚と骨格から構成される人体モデルを3次元的に位置合わせすることによって、人体に機器を装着することなく、普段着のまま簡便に全身運動を非接触計測することが可能になりました。また、高速カメラと低速な距離センサを組み合わせた高速な全身運動の安定な計測法の開発も進めています。
詳細はコチラをご覧ください。
3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください。
4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「博鱼体育_bob电竞体育博彩-手机版官网」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している39の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5. 編集後記
令和6年度ももう少しで終わりです。今月末で、産学連携イノベーションセンター長の坂本英文教授が定年退職となります。坂本先生はシステム工学部で化学を教えながら、今回を合わせて2度センター長を務められました。また、URA室の小畑俊嗣?産学官連携コーディネーターも今月末で退職されます。小畑さんは和歌山県工業技術センター副所長や、和歌山県職員、発明協会などを経て和大に来られ、県内外の多くの企業や自治体の方との人脈を活かして、産学官連携事業に大きく貢献されました。お二人ともありがとうございました。(野原)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□━□━□━━
ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
ura@ml.wakayama-u.ac.jp TEL 073-457-7564
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■