カリキュラム?授業紹介
ロボティクスメジャーでは、2年次よりまず、専門分野の基礎となる、機械、応用数学、電気?電子系科目を体系的に学修します。3年次になると、それらの知識を融合?発展させるメカトロニクス?ロボティクス系科目の学修を本格的に始めます。同時期より始まる実験や研究実習などは体験型科目であり、講義で学んだ内容をより実践的な知識として定着させます。これらの学修を通して、ものづくりに対し柔軟な発想をもち、ハードウェアからソフトウェアに至る幅広い視点から問題解決にあたることができる技術者となるための素養を身に付けます。大学院では、学部で学んだ知識をさらに深め、それらを実践的に研究や開発に活用できる能力を養います。
主な講義科目
機械設計
ものを作るには、機械の要素部品について知り、強度計算を含む設計が必要です。また、機械部品を加工するための図面の知識も必要です。この科目では、機械の設計と製図の基礎を学ぶとともに、CADによる機械設計を実習します。
確率ロボティクス
生活空間のような動的に変化する不確かな環境では、状況を確率的にあつかってロボットの行動を決定する必要があります。この科目では、そのための基礎となる確率?統計、SLAM、強化学習などについて学びます。